粗挽きの粗挽き

森林製材No.5澤田藤司直

2008年07月10日 18:34


原木から構造材や板を製材するときは、実際に使用する寸法より大きく挽きます。
例えば12cm角の柱なら13.5cm角に挽きます。これを『粗挽き』といいます。
なぜ粗挽きをするかといいますと、自然乾燥中に製品が反ったり日に焼けたりするので、それらを使用時に無くす為の予備の部分なんです。


しかし、製材した材が反るのは乾燥中だけではなく製材中(直後)にも反ります。




製材直後の材の末から株までを写真のように糸を張ると↓




両端と真ん中で4mm程の差の反りがでました 
この材をそのまま乾燥させると反りがひどくなってしまいます。
だから最初に製材するときは粗挽きの粗挽き(予備寸法+予備寸法)をして、その後でもう一度反りを落とすために製材(挽き直し)をして材を真直ぐにしてから自然乾燥します 

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だめだ、自分で書いていて訳が分からなくなってきました。
文書で伝えるのは難しいですね 

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