床が動いた!
D様邸で母屋(おもや)と離れをつなぐ
渡り廊下を建てました。
(母屋は離れ・納屋などに対して屋敷の中の中心となる建物です)
渡り廊下を建てるにあたり難題がありました。
・ 母屋と離れの床の高低差が16cm
・ 渡り廊下の裏の敷地にトラクターを入れる為に、床が
はずせる構造にする
う~ん、困ったな
今まではずせる床なんて作ったことがないので、大工のTグチSナオ氏と『あーでもない』『こーでもない』と議論しました。
動かせるようにするには軽くなければいけないけど、普段は人が歩くのでしっかりとした構造にしなければいけません。
その結果出来た床がこれです
↓
『まぁ~何ていう事でしょう』 (某リフォーム番組風)
大きさ1m×2mの床が1人で動かせます
軽く動かせる秘訣がコレ
床下に付けられた滑車が、台の溝の中にはめられているのでスムーズに移動さす事ができます。
横から見てみると
これで安心してトラクターも出入りできますね
今まで作ったことがない構造なので色々と試行錯誤しましたが、お客様のご要望があれば何とかして作るのが工務店の仕事だと思っていますので、ご要望通りのものが作れたので良かったです
ただ、家の為に良くない物や構造上無理な物は説明してあきらめていただくのも私たちの仕事だと思いますので、その時はプロとして違う提案をさせていただきますね
お客様の
夢や
希望をカタチに変える仕事をしてる事に誇りを持ち、これからも色々な仕事に一生懸命取り組んでいきたいと思っている今日この頃です
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