見えない場所にも・・・
Y様邸では大工さんが2階の造作を頑張っています
現場には、こんな金物がたくさん納品されてました。
何に使う金物かわかりますか
これは石膏ボード同士の
継目を補強する金物なんですよ。
家って動かないものなので実感がないと思いますが、実は結構なチカラが常にかかってます。
・ 台風などの強風
・ 積雪の重み
・ 地震、車、電車等の振動
また、木造住宅では材料の収縮や経年変化がおこります。
それにより別々に貼られた石膏ボードが違う動きをし始め、弱い継目部分が引っ張られて、割れが発生します。
クロスが割れてきたりするのはこのような原因があるんです。
写真の金物を石膏ボードの継目の裏にとめつけることによって、これまで別々に独立してた石膏ボードが
一体化され、石膏ボード全体が同じ動きをするので割れを最小限に食い止めることができます
100%割れが防げるわけではありませんが、少しでも割れを軽減さす為に採用しました。
ボードを貼ってしまえば見えませんが、裏ではこのような材料が使われてます。
お施主様に
より良い暮らしを送っていただくために、様々な情報を集めて経験を基に判断し、家の性能があがるように努力してます。
何歳になっても
日々勉強です
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