先日、新しい補助事業の説明を受けに行ってきました
その名は 「スマートウェルネス住宅等推進モデル事業」
国交省が行うスマートウェルネス住宅等推進事業のうち”スマートウェルネス住宅等推進モデル事業”
の”特定部門”として、工務店が医療や福祉関係者等と連携し、既存住宅の改修工事を行う前後で、居住者の健康状態の変化等に関する調査への連携・協力をして頂く事で、そのデーターを元にして、高齢者等の健康の維持・増進の為の助けとなるような住宅の普及を目指す為に行う事業です。
のっけから、私の嫌いな難しい言葉が並んでしまいました。
どうも国の方々は意図的に難しく表現するのが好きみたいで、こういった説明会では携帯でのグーグル検索は必須です。
そのグーグル検索を駆使し、近所のおっちゃんとの世間話レベルに噛み砕いて説明しますと
寒い家からあったかいお家になったら、どれだけ人間の身体にとってえーことがあるのか分からんから、データーとってくれた方には100万円の補助金あげまっせ。ついでに段差も無くして、手摺りとかつけてくれたら+20万あげまっせ
って内容です。う~ん、なんだかすごいゲスい表現になってしまいましたね(^^;
さすがにちょっと表現が悪いので、正しく説明させて頂きます。
以前お話しした事があると思いますが、年間の交通事故での死亡者は約4000人、ところが住宅でのヒートショック(※)などによる死亡者数は16000人で何と4倍もあるんです。
(※)ヒートショック:部屋間の移動の際の室温変化により、身体に負担がかかり心筋梗塞や脳梗塞等を引き起こす事
その現状を踏まえ、国として、高齢者や身障者の方はもちろん、働き盛りの年齢層の健康や安全を守るという事に取り組んでおり、その一貫として省エネ改修、断熱改修工事をする前とした後での居住者の健康状態を調べ、その内容を元に今後の家造りにおける健康維持・増進への道しるべと法整備を行っていく為の取り組みをしているのです。
弊社も参加している
滋賀県木造住宅協会 でも、この事業は今後の家造りにおいて重要なポイントになると思い、この事業に参加申し込みをしました。
ありがたい事に、当協会の取り組み内容が国に認められ無事採択されましたので、下記のような説明会に行き、今日のゲスい・・・いやいや志の高いブログでの報告となった訳です。
ちょっと茶化して書いてしまいましたが、こういったデーターがとれる事は国にとってもメリットがありますし、私共としても、健康で安全な住まいを実現したいとお考えのお客様への省エネ改修の提案のきっかけになりますし、もっともメリットがあるのは、暖かい住まいにしたいとリフォームをお考えのお客様にとっては、最大で120万ももらえる補助金はかなりのメリットになりますので、ブログにてご案内と報告をさせて頂いた訳です。
残念ながら、この補助金を貰うには、県内では当団体を含めて2団体しかなく、この団体に入っていない工務店さんでは補助金は受けられません。
営業トークになりますが、詳しい事をお聞きになりたい方は、弊社の営業担当である私までご連絡下さいませ。