2010年07月23日 18:59
21日に紹介させて頂いた 「朝日新聞」に掲載して頂いた記事で
すが、写真では、少し読みづらいので
テキストでご紹介しますね
全国版に載せて頂けるなんて ほんと身が引き締まる思いです。
東京の知り合いより、早々に「びっくりしましたぁ」とメールを
頂戴したり、反響の大きさに 驚いています。
--- 朝日新聞 2010年7月21日(水)
いきもの地球号 多様性とビジネス より ---
フランスの世界有数のミネラルウォーターの会社「ネスレウォーターズ社」の おいしい水を森ごと守る 取組み続いて マルトが紹介されています
新聞の全体写真のPFDは こちら を。
・・・以下、新聞の原文のまま 転載します・・・
企業活動を安定して長続きさせていくために、
生物多様性を考えたビジネスを進める会社は、
日本にもある。
琵琶湖の東、滋賀県多賀町にある
製材・住宅建設会社「マルト」。
社員12名の同社が製材するスギやヒノキのほとんどは、
県内の山林から伐り出され、滋賀県が産地を証明した
「びわ湖材」だ。
はりや柱、板を製材した後に出る端材は、
木炭にして床下の除湿用に使う。
木を伐採した場所に、同じ樹種を植樹する山林の再生も進める。
7~8年前までは、同社も扱う木材の8割ほどが輸入材だった。
だが、熱帯林の伐採規制や関税の引き上げ、
輸送コストの上昇など、将来の不安に気付き、
国内産に目を向け始めた。
ただ、国内の林業は輸入に押されて衰退が続き、
この地域でも手入れが行き届かない山林がある。
そこで、地域ぐるみで山林を守り、県産材を活用しようと、
森林所有者や木材業者らと
「湖東地域材循環システム協議会」(kikito)を立ち上げ、
間伐材を使った紙ファイルやコピー用紙を作っている。
澤田藤司浩社長は
「山林があっての商売。
自分たちで守っていかないと」。
こうした取組みを、滋賀銀行(大津市)は
「生物多様性格付け」で促している。
昨年11月に国内の金融機関で最初に導入した制度で、
独自の指数で評価し、格付け金利を0.1%優遇する。
まだ融資はないが、6月末までに取引先962社を評価し、
22社が格付けを得た。
「マルト」も、その1社だ。
(朝日新聞 高山博喜、川田俊男)
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ありがたいです。。。。
「近江の森と樹を活かす家づくり」に
共に 取り組んで頂いたお施主様。
ご自分の家の山の木の家づくりに取組み
共に 植林活動をして頂きました H様 E様
ボランティアで植林を一緒にしてくれた jimoki の仲間たちと
滋賀県立大の学生。
記事の中にある「湖東地域材循環システム協議会 kikito」の
メンバーの皆さん
近江の森の木を育て、大切な樹を売って頂いた山主さん。
そして 「生物多様性格付け」をして頂き、今回の取材に
ご尽力頂いた 滋賀銀行の方々。
本当に 地域の皆様のおかげと 感謝しています。
ありがとうございました。
※ 新聞に載せて頂いた写真は、今週 夏祭りを開催します
マルト 第二工場です。