「家づくり」の物語　・・・(株)マルト

今日は町内のおっちゃん（←失礼、お客様ですね　）に依頼されて賃挽きをしました　







持ち込みされた材は↑の写真の松なんですが・・・・



原木を見ただけで状態が良くないのが分かります　
だからおっちゃんに尋ねました。





『おっちゃん、この松白太が腐っているで。

製材してもあまり良い材が挽けへんけど製材していいの？』




製材をしたくないからこんな事を言った訳ではなく、おっちゃんが松の状態が分かっておられなければ製材した後に



『こんな材やったら製材しなければよかった』



と、後悔してほしくないので正直に言わさせていただきました。




木の状態が悪いと分かれば製材をしないという選択ができます。
そうすればおっちゃん（お客様）はいらない出費をしなくてすみます　




おっちゃんと色々と議論した結果　『でも製材してくれ』　との事だったので製材させていただきました　








おっちゃんに正直に言わず賃挽きをしていればお互いに気まずいまま賃挽きを終えていたでしょうが、お互いに理解・納得して賃挽きをしましたので気持ち良く賃挽きを終える事ができました