「家づくり」の物語　・・・(株)マルト

先日程ではないですが、今日もが積もりました。

年末の忙しい時期に、この天候はお天気の関係する現場仕事はかなりイタイです

とはいえ、日中は間ものぞきまして、もうほとんど雪は溶けてしまいました。　一安心と思ったら明日も天気予報はマークですが・・・

今日はその”雪解け”の話ではありません

昨日、12月23日に米原市で建築させて頂きましたＫ様邸のお引渡しをしてきました。

Ｋ様は昨年1月におこないましたオープンハウスにご来場頂いた事がきっかけでご契約させていただいたのですが、初めての出会いの時は、息子さんがどうにも泣き止まず、あの手この手を駆使しましたがヒドクなるばかり

結局、Ｋ様は諦めて見学せずにお帰りになられたという事もあり、今でもよーく覚えております

元々ラクビーをされていたそうで、今では筋トレが趣味でヘラクレスのようなボディーのご主人と、風が吹いたら折れてしまうんじゃないかってぐらいスレンダーでかわいい奥様と、さっきお話しした人見知りの激しい2歳のかわいい男の子の3人家族。

打ち合わせ時は、見学会のように泣くようなことはなく、ただただ寡黙に遊び続ける・私が見ると固まる・私を見ないようにする、と言った感じで、結局打ち解ける事もなく契約→着工→完成とすすんできました

自称”1歳児の精神年齢まで落とし、同じ目線で遊ぶ事が出来る乳幼児ハンター”（なんか変質者みたいな言い方になりましたが、子供好きとご理解下さい）にとっては、最大の屈辱でした。


お引渡しは、書類の説明もありますが、メインは新しいお家の取り扱い説明です。

よって、現場監督の弟がＫ様に説明をしている時は大概私はヒマしております。





こんな感じで、弟がＫ様に説明していると、やはりお子さんが退屈になり奥様やご主人が交代交代で説明を聞かれているような感じで、これはまずいと思い一念発起！

私の技術をもってしても、壊すことのできなかった人見知りという壁をとり払うチャンスと思い、

「私がみてましょうか？」

とＫ様に相談してみました。

恐る恐るのチャレンジでしたが、大好きな重機（ショベルカー、ユンボ、ダンプ、レッカーなど）のミニカーをネタに話しかけると、つっ、ついに壁は壊れ、固まっていた心が今日の天気のように雪解けしていくではないですか！





最後の最後にお子様と心が通った、幸せの瞬間でした



遊んでないで仕事しろ！との声が聞こえてきそうですが、いやいや、これも仕事のうちですよ。

おかげでＫ様はじっくり説明を聞いて頂く事ができたんですからね。


融資の関係もあって、お打合せ時間も短く、細かいところまでケア出来なかった点があり、Ｋ様にはご迷惑をおかけした事もたくさんありました。この場をお借りしてお詫び申し上げます。m(_ _)m


※　Ｋ様との色決めの打ち合わせ風景です

それでも、お引渡しの際は逆にこちらにお気遣い頂くようなお言葉をかけて頂き、心からＫ様と出会えてよかったと思いました。

昨日で終わりではなく、これからＫ様とのお付き合いが本格的に始まっていきます。

Ｋ様これからもよろしくお願い致します